もねスタ

Unity、Blender、Aflame中心にVR/ARなど好き勝手書いていく雑記ブログ

【TGS2018】東京ゲームショウ2018レポート!VRブース中心!

f:id:saharu54:20180922162951j:plain TGS楽しかった〜〜!!っていうレポです。
熱中しすぎて写真あんまりないです…ごめんなさい

はじめに

まず簡単に、わたしの目的と見たブースを書いておきます。

  • VR開発ちょびっとやってるので主な目的はVRブース
  • twitterで気になってた「KARATE URANAI」見たい
  • 混雑すごかったため大手企業の新作ゲームブースはすっ飛ばした
  • インディーズゲームブース見たい

こんな感じで行ってまいりました。
それではレポートどうぞ!

KARATE URANAI

youtu.be

まず真っ先に向かったのはKARATE URANAI!!
「KARATE URANAI」とはインディーズでゲームを開発されているksymさんのゲームのこと。

▼ksymさんTwitter twitter.com

このゲームのことはTwitterで事前に見ていて、その可愛らしいビジュアルと謎の多い内容からとても興味があったんです。

どうやって遊ぶのかな?って思ってチャレンジしてきましたが
結局どうやって遊ぶのかはわかりませんでした。

端的にいうとゲームでもなくて(?)占いなので吉とか凶とか運勢が出てきます。

わたしの順番が来るとゲームの説明を始めてくれたksymさん
わたし「…あれ、これってゲームもう始まってます?」
ksymさん「始まってます」

どうやらこのゲームにはスタートという概念が無いようです。

しかもこの後、まだ説明を聞いている最中に大吉が出てしまい、操作せずに景品のUSBまで頂くという展開になりました。
わたしにも未だ何が起こったのか分かりません。 f:id:saharu54:20180922165320j:plain 画像:なんかチェキまで撮ってもらってプレゼントしてもらうという至れり尽くせりのブース

そんなKARATE URANAIですが、操作はなんと「礼」と「アボカドを投げる」の二つだけ。

わたし「なるほど、二つの操作だけなんですね。 これ二人キャラクターがいますけど、どっちがプレイヤーですか?」
ksymさん「プレイヤーとかそういうのありません。」

ksymさん「あと、この黄色いトラがうんちしますので…」
わたし「トラ?」

f:id:saharu54:20180922163359p:plain 画像引用:KARATE URANAI - YouTube
画像右下のミニマルな生き物を「トラ」と主張するksym氏

会話からお分かりいただけるように、開発者のksymさんも謎の多い楽しい方でした。
結局KARATE URANAIとはなんだったのか?謎は解けませんでしたがksymさんへの信頼だけは確かなものとなりました。

VR体験

その後VRブースへ移動して簡単に見て回りました。
一通り回って話聞いたりしたんですが、わたしが実際に体験できたのはこちら

VR歩行デバイスとかVRサイクルデバイスとか強そうなデバイスやってみたかったんですが、こちらはすでに整理券配布終了で体験できませんでした。

しかしVRゲームは触れば触るほど気づきがたくさんありますね…。

例えば、何を目的として作られているのかがイマイチ分からないゲームは興味をそそられないし(KARATE URANAIを除く)、
「とりあえずVRコンテンツ作ってみた」的な感じのものか、「これが作りたい」って能動的に作ったものかってすぐに伝わるなぁとか
あと実際の仕様の面だと、音楽とゲーム体験の一致って結構難しくてシビアで違和感がこうも簡単に生まれてしまうのかとか…
あとデザインやUI、操作性も色々と見れて勉強になりました。

インディーズゲーム

最後はフラフラとインディーズゲームのブースを見て回りました。
特にどういうゲームデザインがあるのかなってとこと、世界観をどう操作性に結びつけてるのかなってとこ見てきました。

「世界観を操作に結びつける」

「世界観を操作に結びつける」ってなんじゃいっていうのは、
わたし自身「こういうストーリーのゲーム作りたいなぁ」っていう世界観が先にあって、じゃあRPGにするのか、ノベルゲーなのか、アクションなのかってとこに結びつけるのが難しいと感じるからです。

世界観を作る頭はあるけど、そこにゲーム体験を違和感なくくっつける知見がない。
そのためその辺重点的に見たいなぁと思ってました。

さて、それについて今回思ったのはいろんなゲームのかたちがあるということ。

各自自分のデバイスでワールド作ってSNSで共有してねって放置型だってあるし、選択肢なしにただ読み進めるだけのノベルもある。
自分の世界観を崩さず、かつインタラクティブにする方法を新たに開拓してもいいのかもねって思いました。

とにかくいろんなゲームがある

びっくりしました。本当にいろんなデザイン、いろんなデバイスを使った、いろんなゲームがある。

やり尽くされてない分野ってあるのかな?って感じですけど、逆に自分の作りたいもの作ろうかなって勇気付けられました。
今回体験させてもらったブースの方々ありがとうございました!!

おわりに

実は去年、お手伝いとして出展者側でTGSに参加していました。
でも去年はゲームやVRなんて興味なかったんですよね。
それが一年経って、VR界隈にいて、そしてまたこのTGSに戻ってこられたことが嬉しいです。

今度はインディーズゲームとかリリースして、出展者側としてまた戻ってこられたら楽しいだろうなぁ。
制作がんばります。